以前から本の紹介をすると言っていつの間にやら日が経ってしまいました。それは、忘れてたわけでなくPの読書速度が遅いから。(笑)
今回はたまたまタイムリーな本を読みました。
その名も
「チョコレートアンダーグラウンド」
随分前に出て気になってはいたのですが何だかんだ読まず、最近になって思い出し手に取ってみたのです。
外国もののお菓子関係の物語はとても夢があって好きです。チャーリーとチョコレート工場然り。(笑)
舞台はある日突然、政府の健康健全党が発令した、チョコレート禁止令によりチョコレートを食べることを禁じられた国。
どうしてもチョコレートを食べたい主人公達が奮闘する物語です。
密売や密造、隠れたバーなど怪しい雰囲気のものがたくさん出て来るのにそれらが扱っているのは甘い甘いチョコレート。
ある意味健全?(笑)
そんなユーモラスな題材ですが訴えかけるテーマは「不断の努力によって維持する自由の重要性」的な感じでしっかりしています。
罪とされていることに対する葛藤や密告に怯えながらも知恵を絞って捜査の網をぐぐり抜ける場面の描写なんかもなかなかしっかりした感じでついつい引き込まれてしまいます。
本の紹介には「チョコレートが食べたくなります」と書かれてましたが確かにその通り!思わず板チョコを買ってしまいました。(笑)
この作品の題名を見た時は気付かなかったのですがふと改めて作者をみると作者が大好きなアレックス・シアラーさん!(気付けよ)
私は彼の前々作の「青空のむこう」という作品も結構気に入ってるんです。あの悲しいけど緩やかに進んで行く雰囲気が好きですね。
本当はこの本の文庫サイズがあれば、バレンタインの友チョコ代わりに師匠に送りつけてやろうと思ったのだけど、(え。)残念!ハードかバーしか見つからない!流石に場所を取るハードを送りつけるのはと泣く泣く断念。
なのでこの紹介文がグレーディングカード代わりと言うことで普通のチョコを送りつけますぜ師匠☆
お邪魔します!
それ実はコミックス持ってるよ
いらっしゃいませ、けい様!
なにぃ!
おいしそうな本ですね!
碧檎様
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